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[Milok]

[Milok]
24/02/2017 Keita Nohara

ミニマムに表現された伝統や歴史を感じることのできる物作り

今回、ご紹介するのは渋谷区神南にフラッグショップを構える[Milok]というお店。

トラッド崩しのリアルクロージングをベースに、厳選したVINTAGEと靴のコーディネートを提案してくれる。また、『犬と共に生活すること』を体現したショップであり、2代目看板犬のMOBBONちゃんがお出迎えしてくれる。

(店主の島田勝典さんとMABBONちゃん)

 

[Milok]をご紹介する前に店主でありデザイナーの島田さんに触れたいと思う。

元HUSTLEの企画&プレス販売で経験を積み上げて、2005年S/S COLLECTIONより[Milok]をスタート。デビューと同時にKOROMO BY RICO(望月氏/長瀬氏/渡邊氏/三田氏がプロデュース)の主力ブランドとなる。その後、多くの地域で展開を果たし、様々なブランドとコラボアイテムを提案する等、活動の幅は多岐に亘る。現在はStylist三田氏の協力の下、サカナクション(音楽)のファッションブランドNFプロダクト部門をサポート。ステージ衣裳をサポートしている Mouse On The Keys のNEWアルバム[The Flowers Of Romance]も注目。

近年は着心地の良いプロダクトとして、多くの音楽家からの評価を得ている。

また、島田さんは音楽との関わり(アーティストだとサカナクションやペトロールズ等)が多い印象を受けていたので、そのことについて聞いてみると「全ては20代から変わらずに[音]を追い続けているライフスタイルです。そのおかげで知人が彼らを紹介してくれて繋がることができました。[ゼロからのものづくり]をするときに裏方としてサポートしています。NF (山口一郎くん主催のカルチャー発信イベント)ではイベントがスムーズに盛り上がるように、案内役や時にはカメラマンになったりしています(笑)」と話してくれた。

 

そんな島田さんと筆者との出会いは、昨年ホテルに遊びに来てくださったことから始まった。

それからというもの、何度か筆者自身もお店に伺うようになり買い物や世間話を楽しませてもらっている。中でも、タッセルローファーの履き心地が気に入っていて実は色違いで2足持っており普段からローテーションで履いている。

 

[Milok]のコンセプトは、トラッド崩しのリアルクロージングをベースに、伝統や歴史に敬意を払い、革新的なアイディアとVINTAGEを感じるディテールワークが特徴と言える。更に、現代の生活に合わせたテクノロジーと職人のひと手間をミニマムに表現している。

 

オススメのアイテムを聞いてみると、「2017 SS コレクションですね。男性服の知識を基礎に、春夏用のセットアップ・スーツを提案します。本質的な服の構造を見直し位置を変更/省略して、伝統的なジャケットを新しい解釈で解体/再構築しています。ポストクラシカルなファッションの可能性を感じていただけると嬉しいです。」と答えてくれた。

 

[Milok]としてのオリジナルラインだけではなく、VINTAGEの時計や島田さんが自身で収集したアクセサリー『SHIMADANTIQUES』が店内には並べられている。

SHIMADANTIQUESは、[Milok]店主である島田さんが世界各地より収集した1880年代~1950年代の1点ものアクセサリーをリメイク。現代では無くなりつつある製法や技術が100年前には存在しており、そんな貴重な工芸品を後生へ伝える橋渡しができるように、素敵な出会いがありますように、、、[時]が仕上げをする/いいものとは/[時]がみかたにする。と言う思いが込められている。

 

[Milok]では、ポップアップ等のイベントも時折開催している。

筆者自身も、何度かイベントに伺ったことがあるが、島田さんならではの視点で行われているのが見て取れる。

島田さんは、[Milok]で開催されるイベントに関してこう語ってくれた。

「共通のマインドと共通の言語がある人を基準に声をかけています。[Milok]はインディペンデントとして多くのファンのおかげで13年ほど活動してきました。おかげさまで現在は店舗を持つことができましたので、これからはまだまだ知られていない人々を紹介していければと思います。」

 

 

[Milok]の魅力は、店内だけでなく外にも見ることができる。

外壁を使用してのSOTOのATELIERは通りがかる人を惹きつける1つのアイコンとなっている。

SOTOのATELIERにも注目して話を聞くと、「[Milok]のデザイナーである島田勝典がディレクションするイベント「SOTOのATELIER(ソトのアトリエ)」は、ギャラリー(室内)で鑑賞する作品を空の下へ持ち出すことで、ファッション+自然+アートの融合を目的としております。画材は白チョークを主とすることで、四季折々の気候変化を作品が受け入れ、薄くなり最後には消えて無くなり自然へと戻っていきます。無くなったアート作品と体験は記憶に残ることでしょう。テーマはOLD&NEW_WIT_FASHION。懐かしき想い出の白チョークとファッションの可能性をクリエイターと共に提案します。」と話してくれた。

(取材当日、UNO YOSHIHIKOさんが描き上げたSOTOのATELIERを見ることができた。)

 

最後に[Milok]の今後の展望を聞いてみた。

「今までもこれからもカルチャーを発信する拠点として活動していきたいですね。」と話してくれた。

次期コレクションはどのようなラインが発表されるのか、どのようなイベントが企画されるのか2017年の[Milok]の動向から目が離せない。

[Milok]

 

・住所、お問合せ先

〒150-0041 東京都渋谷区神南1丁目3−11

TEL:03-6455-1440

[MILOK]

Web:http://www.milokweb.com/

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SHIMADANTIQUES

Web:http://milokwebonline.com/?mode=cate&cbid=946363&csid=0&sort=n

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SOTOのATELIER

Instagram:@soto_no_atelier(https://www.instagram.com/soto_no_atelier/?hl=ja

 

・営業時間

13:00〜20:00